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トゥーンシミュレーター

手描きアニメの中で、水や煙、炎や頭髪の動きなど、自然現象を表現することは非常に困難です。一方で 3DCGのフォトリアリズムを追求する場合には、物理シミュレーションの援用と実写との合成などによって、ある程度の成功を収めています。しかし、アニメの場合には演出としての要求と、表示される映像の抽象度も高いため、まったく別のアプローチが必要となります。また物理シミュレーションを援用するにしても、物理パラメータによって制御することは、物理の専門家以外の人間にとって現実的ではありません。
こうした問題点を解決し、アニメ表現にマッチした新しい表現ツール群を開発する必要があります。これらを総称して、私たちは「トゥーンシミュレーター」と呼ぶことにします。

技術課題

  • 煙、炎、水、頭髪の動きなどの自然現象を物理シミュレーションベースでアニメ調にリアルタイム生成する手法の開発
  • 剛体や柔軟物体などのアニメーション作成ツールの開発。特に、キーフレーム作成機能に準じた、アニメ制作向け物理指向動作制御方法の開発
  • 直感的入力インタフェースを具備したモデリング・レンダリング・アニメーションの一貫制作システムの構築

研究ファイル